2013年に本書の企画が始まり、まもなく完成する『The Book of MINO 〜美濃焼の解剖〜』。
現在印刷段階となります。

 

クラウドファンディングによるご支援をいただいた皆様にはお待ちいただき誠にありがとうございます。
完成次第順次発送をさせていただきます!

また、現在セラミックバレー協議会のオンラインストアにて、8月末まで10%オフで予約販売を行っています。
こちらのリンクよりぜひご覧ください。

 

■The Book of MINO -美濃焼の解剖- とは?

1,400年に及ぶ歴史を持つ美濃焼は、陶磁器の原料となる良質な「土」が豊富に採取できることが発展の礎となり、 釉薬や技術の開発が進み、食器を始め、タイル、アート作品等のやきものが誕生し、様々なシーンで利用され、 生活に溶け込んできました。

 

現在制作している本は、セラミックバレー協議会とグラフィックデザイナーの佐藤卓さんとの出会いから生まれ た、12 年以上に及ぶプロジェクトです。セラミックバレー協議会の発足と活動は、美濃焼が持つ深い価値を再確認し、地域・文化の活性化を目指す取り組みとして始まりました。

 

2012年の卓さんとの出会いから、美濃焼の産地の課題を見つめ直し、セラミックバレーのロゴマークが誕生。 映像制作、LA・サンパウロでの「Exhibition:The Art of the RAMEN Bowl(美濃のラーメンどんぶり展)」、当地 で行われるクラフトフェア「セラミックバレー クラフトキャンプ」の開催を経て、いよいよ美濃焼の持つ価値に 光を当てる本の制作へと発展しました。(一昨年(2024)は当地でのアートプロジェクト「土から生える」や、昨年(2025)には東京 21_21 DESIGN SIGHT での「ラーメンどんぶり展」も開催 )

 

本の中では、ラーメン丼やマグカップ、お茶碗、洋皿などの一般に馴染みのある器の解剖に始まり、そこからタ イルへ。その後、陶芸・アートの世界へといざないます。

美濃焼の歴史、産地ごとの特徴にも触れていき、最後はやきものに欠かせない「土」、その土という宝物を美濃焼の産地にもたらしてくれた東海湖に行き着きます。 伊勢湾北部から濃尾平野にかけて、650万年前には存在していたという湖で、そこに堆積した粘土が、美濃焼の上質な土の起源です。

 

美濃のやきものの製造にまつわる道具、技術、職人の皆様から、世界でも有数の産地となった美濃の歴史や環境、 多様性を表現した “美濃焼曼荼羅” に至るまで。この一冊に、これまで明かされることのなかった美濃のやきものの魅力が凝縮されています。

 

グラフィックデザイナー 佐藤 卓
学芸プロデューサー 橋本麻里

The Book of MINO 〜美濃焼の解剖〜
企画:佐藤卓
デザイン:TSDO(鈴木文女、長谷川桃、岸本絢乃、足立優) @tsdo_inc
編集:TSDO、意と匠研究所
テキスト:橋本麻里、下川一哉、杉江あこ、外舘和子、阪口公子、立花昭
写真:西部裕介、五十嵐拓也(amana)
監修:橋本麻里、立花昭
発行:セラミックバレー協議会
印刷・製本:山田写真製版所